動物看護科【カリキュラム】

76動物看護科
動物看護科では日常の健康管理・検査・犬猫の病気・解剖生理・薬理・受付会計などの動物看護師に必要な事柄をトータルに学びます。また動物看護師になるためには技術や知識のみではなくしゃべることのできない動物の気持を理解してあげることも必要。犬の小さな体調変化を読み取る観察力が求められます。これらをたくさんの実習犬とともに学習していきます
63<学びのポイント>
動物看護師に必要な基礎知識の習得
一般的なケア方法から、治療や処置の手順、病気の予防方法などを学びます。また、飼い主さんへのアドバイスを行う能力を身に付けます。
実習を通し技術の習得と判断力を身に付ける
習得した知識を、実践を通して身に付けます。実践することで、実際の治療現場でも即対応できるような判断力が身につきます。 また、動物の気持ちを思いやる博愛的な優しい心を育てます。

64臨機応変に対応出来る応用力を身に付ける
教科書=マニュアル通りに行うだけではなく、動物の状態、現場の状況に合わせて、自分で考え、改善し、その時に一番適した行動が行える応用力を養います。 加えて、動物と、飼い主さんの心の安心を保つための力を身に付けます。


豊富な実習
<豊富な実習 >
68検査実習
(健康管理学:日常の健康管理・犬の扱い方、診察室の使い方・内部寄生虫・消毒法・栄養学・ズーノーシス 22時間)
病気の原因を知る為には、検査がとても大切です。血液検査・糞便検査・尿検査・皮膚、被毛検査など様々な検査技術を、より向上させます。 例えば、血液検査では動物病院でも使われている器械を使用しての検査以外に、薄層塗抹標本を作り、顕微鏡で観察し、採血技術まで学び、実践出来るまでレベルを向上させます。
また、安全に検査ができるよう特定の技術も同時に学び、暴れている動物を触ったら一瞬で大人しくなるような技術も身につけます。

69VTマニュアル実習 
(病院実習・看護実習:看護師の役割と責務・仔犬、老犬、病犬の管理・医薬品の取扱・カルテの管理と問診・レセプター実務・麻酔の基礎知識・応急処置・臨床検査・心電図検査・超音波検査など 109時間)
動物看護師は、動物病院の顔です。技術以外に飼い主さんへの対応、身だしなみも身に付けます。常日頃から飼い主さんとの接客を想定し、実践することを行います。
飼い主さんとの対応、ペットとの接し方、電話応対、受付業務を中心に、課題をあげて、どのような対応が、より良いのか話し合い、実行に移し成果をあげていきます。 また。ほとんどの動物病院で治療犬・入院犬のデータ管理を、専用のソフトを使い、行っています。

71電子カルテ実習
診察券や予約管理、電子カルテから予防接種証明書の発行まで、様々な機能が充実しています。この専用ソフトを使いこなせるよう学習し、病院業務を円滑に進められるような、即戦力になるよう学習していきます。
また、病気(ケガ)なってから治すのではなく、ならないように予防することも大切。最近では犬種別のなりやすい病気なども明確になりつつあるので、飼い主様が事前の対策が講じられるよう情報発信していくことも動物看護師の大切な業務といえるでしょう。


動物看護師として
<学びのポイント>
動物病院併設
当学院(岡崎校・名古屋校)には校舎に動物病院を併設しています。リアルな現場が教室になります。ライヴ感を肌で感じて下さい。将来、この経験が必ず活かされます。
60動物看護科カリキュラム
共通講座・日常の健康管理・寄生虫・消毒滅菌・ワクチン・感染症・ズーノーシス・栄養学・種類別のなりやすい病気・皮膚疾患・眼の疾患・生殖器疾患(雄)生殖器疾患(雌)・呼吸器疾患・循環器疾患・消化器疾患・内分泌疾患・泌尿器疾患・歯科口腔疾患・神経疾患・ヘルニア・筋骨格疾患・血液リンパの疾患・バイタルチェック・糞便検査・耳垢検査・ 皮膚検査・尿検査・血液検査・X 線検査・超音波検査・クライアントとの接し方・受付・問診会計・子犬老犬管理・医療廃棄物・手術・入院・カルテ・レセプター・ペット保険・電話対応・薬理・投与法・包帯法・注射法・輸液・手術器具・ リネン・麻酔・手術の準備・術後の看護・保定・薬浴・応急処置など
動物看護師として

日々進化する動物病院の業務。勉強の継続はとても重要です。しかし、どんなに医療が進み治療の方法が増えたとしても動物看護師が忘れてはいけない事柄として飼主様やペットを安心させてあげるよう努めることがあげられます。多くの飼主様はペットが病気やけがを するとオロオロ・・・・・不安がいっぱいになってしまいます。そんな時、動物看護師の優しい心がどれだけ重要か?これはどんな時代になっても変わらないでしょう。また、不安がる飼主様に治療に重要となる動物の様子を難しくなく、答えやすく質問することで、飼主様との良い信頼関係を築くことができるようになってはじめて一人前の看護師であると考えられています。また、なってから治すのではなくならない様に予防することも大切。最近では犬種別のなりやすい病気なども明確になりつつあるので、飼主様が事前の対策が講じられるよう情報発信していくことも動物看護師の大切な業務といえるでしょう。


 

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