通信教育でトリマーになれるの?~夢への第一歩~夢への第一歩2

 

通信教育でトリマーになれるの?

通常トリマーになるには2年間の専門学校で技術を磨くのが一般的です。さまざまな犬種に対応する正確な技術を身につけるには必要な期間かと思います。かわいいチワワから、大型犬のゴールデンレトリバーまで、自在にトリミングする姿を想像するだけで、みなさんもわくわくしてくるのではないでしょうか。トリマーは美容時に動かない人間とは違い、嫌がる動物が相手になります。トリミングの技術を上達させるには方法はひとつしかないのですが、それは何だと思いますか?

トリミングにかけられる時間

それは、生きた犬たちで実習を積み重ねること。サイズ・毛質・被毛の長さ・犬の性格など、トリマーさんが覚えなければいけないことは非常に多くなります。犬は感情が豊かな動物です。トリマーは、なれない場所に連れてこられ不安で落ち着かない犬たちの気持ちを考え、施術をしなければいけません。人と同じようにストレスにも敏感で環境が変わると体調をくずしてしまう子もいます。ですからトリマーは様々なことに目を配り、なるべく短時間で作業を終える必要があるのです。

あえて「タブー」に触れる

IPCはあえて言います。「通信講座だけではプロになどなれない」と。実際に通信教育を経てプロになったり・開業されている方もいますが、それはほんの一部にしかすぎません。これは長年、トリミングの専門校としてトリマーを夢見てきた生徒さんを支えてきたIPCだからこそあえて「タブー」に触れたいと思うのです。さまざまなトリマーの通信講座があります。そのどこもが、数ヶ月でライセンスを取得し、プロとして大活躍できるように思わせてくれます。果たして本当にそうでしょうか?トリミング業界はそんなに簡単なものなのでしょうか?

IPCが通信教育を提供する理由

それでもIPCは通信教育を提供します。IPCでは小学生から中卒・高卒・社会人・シニアまでオールエイジのトリマー教育に関わっています。そんなIPCだからこそ、どこが難しく、どこでつまづいてしまうのか、多くの学生とともに悩んで、解決の道を探してきた歴史があります。ペット文化の底上げには一人でも多くの方が、一歩を踏み出すことが大切です。「知る」「分かる」は多くの皆さんが達成するでしょう。でも「出来る」は別です。そのうえで先に進む皆さんをどうサポートしていくかは、実際に日々、学生とともに歩み、背中を押し続けているIPCの講師陣だからこそできると考えています。そんなIPCだからこそまずは第一歩を踏み出すためのトリミングの入り口の提供を続ける理由です。通信講座ですぐにはプロのトリマーにはなれない。でも、夢の入り口へのご案内と、その先のお手伝いはできます。大好きな犬たちのために、そして、犬を愛する皆さんの夢に、二人三脚でお付き合いさせていただけたら幸いです。