あなたの愛犬には「もう一つ名前」があるのはご存じですか?
こんにちは。IPCペットカレッジです。
みなさん愛犬にはどんな名前を付けられていますか。それぞれ思い入れのあるお名前を付けられていることでしょう。
そんな愛犬たちには、実はもう一つ名前があるのをご存じですか?
ペットショップやブリーダーさんから「純血種」を購入すると、血統書が発行されます。詳しく見たことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、血統書の見方のご紹介です。
そもそも血統書(血統証明書)って何でしょう。その名の通り、血統を証明するものです。お父さん犬・お母さん犬・おじいちゃん犬・おばあちゃん犬・ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんと多くは「3代祖」の情報が載っています。
そして、血統書にはもう一つの名前、「犬名」が記載されているのです。
血統書がある方は、お手元に用意して一緒に見ていきましょう。
写真の子は、IPCグループのペットショップ「こいぬこねこ館」にいる、プードルの子犬です。
まだ飼い主さんが決まっていないこの子にも犬名があります。
赤く囲った部分にご注目下さい!「アルル オブ アイピーシー ファーム ジェイピー」とあります。
長いですがこれがこの子の繁殖者が命名した犬名です!
正確には、オブ以下は「犬舎号」と言ってブリーダーさんの屋号です。つまり「IPCさん家で生まれたアルルちゃん」という意味なのです。
因みに血統書には、繁殖者が命名する血統書の犬名とは別に、ご家族で決めたわんちゃんの名前(コールネーム)を血統書に記載することも出来ます。
ではもう一つ!
裏面を見てください。
ここに兄弟・姉妹の情報も載っています。アルルちゃんは男の仔1頭、女の仔2頭の3頭兄妹だとわかります。この3頭の一胎子登録番号が20280~20282。アルルちゃんの一胎子登録番号は20281なので、真ん中の子だとわかります。また、アルルちゃんは、今年の3/29の時点で20281頭目に登録されたプードルという意味になります。たったの3ヶ月だけで20281頭・・・・。びっくりする数ですね。さすが人気No1の犬種です。
この様に、あまり気にすることがない血統書には面白い情報がたくさん載っています。他にもショードッグでの「チャンピオン」なども記載されている場合があります。「CH」とあればチャンピオン犬です。
血統書の発行団体によって、記載ヶ所は異なりますが、同じような内容が記載されています。是非確認してみて下さい。
血統書上での名前、「犬名」を知るのも面白いのではないでしょうか?