避難所に入れない犬猫たち、だから究極の選択も考えておく
2024年の元旦石川県能登半島沖で大地震が起きました。いつ、どこで起こりえるかわからない災害の時、ペットはどうなるのか?!
■ペットの援助は「人の次」
大きな災害が発生すると救援物資など届けられますが、第一優先は「人」でありペットはそのあと。
飼主さんの事前準備が必至です。最低10日くらいの防災用品は準備しておきましょう。
〇最低限必要な用品
・フード及び水・使い慣れている食器・首輪とリード(予備)・ゲージ(多少の余裕があるもの)やキャリーバック・補修用の為、ガムテープ・ペットシートやおむつetc.
■離れ離れになってしまう事も想定する
義務化されたマイクロチップ装着が身元証明になります。
犬の鑑札と狂犬病予防注射済票の装着、スマホにペットの写真などが離れ離れになった時、大きな手がかりとなります。
避難所はペットを受け入れできない所が多数あります。
受け入れ可の場所でもケージの中での生活が余儀なくされます。
また動物が嫌いな方、アレルギー・におい・鳴き声なども気を付けなければなりません。だから車中泊を選択される方も多いと聞きます。
このようなことからペット(家族)の命を守るには非現実的なことも真剣に考える必要があるのかもしれません。
例えば、壊れない崩れない燃えない家を作る。
自家発電装置を用意する。
津波のこない場所に引っ越す。
海外へ移住する。
さらに大きなキャンピングカーを買う。などなど…
ペット(家族)も大切な家族であり、大切な命です。
ですが災害時は人命が最大優先されます。
ペットを守るには公助や共助に頼らず【自助】できるよう究極の備えも考えてみましょう。