平成28年7月29日第2回ＩＰＣグループトリミングコンテストが開催されました。
このイベントは昨年ＩＰＣグループのトリミング講師、現役トリマーを対象に開催されましたが、
今回はＩＰＣグループ各校から21名の学生の参加も得て行うこととなりました。参加した学校は学校法人アイピーシー学園愛知ペット専門学校、ＩＰＣペットカレッジ、ＮＰＣ高等学院の３校ですが、ＮＰＣ以外の学校に通う学生は１８歳以上の方々で、ＮＰＣの学生は年上の生徒さんと競うことになるわけで、ある意味とても大きなチャレンジでした。
コンテストはハサミ、バリカン等を使った仕上げ工程を対象に行いました。
トリミング講師、プロのトリマーはこの工程を１時間で仕上げることを前提とし、これをＰＣクラス(ペットカットスタイリングショークラス)と呼び、このＰＣクラスで競います。
学生はＢＳクラス(ビギナーズスタイルクラス）でこの工程を2時間で仕上げます。
それぞれ優秀者を決め、表彰するという方法で競技が行われます。
冒頭にアイピシー学園理事長のあいさつの後、プレジャッジを審査員が行います。
プレジャッジで出場者全員が認められ、競技がスタートしました。
競技では各自が一頭実習犬を持ってトリミングテーブルでトリミングを行うわけですが、トリミング中は実に「静か」でした。
競技に用いた犬は担当犬であったり、学校の飼育犬であったりするわけで気心の知れた間柄というのでしょうか？とてもみんな静かでした。むしろ競技が終了し、バリケンネルやゲージに入れられたときに吠え始めたことは学生と犬との距離がとても短いということなのでしょう。
競技は黙々と進められ、1時間後にＰＣクラスが終了となり、2時間後にＢＳクラスが終了となりました。
審査員が出来具合を審査し、ＢＳクラスが終了後審査員室でＰＣ、ＢＳクラスの入賞者を発表しました。
ＰＣクラスは優勝者、準優勝者。ＢＳクラスは敢闘賞、技術賞、優秀技術賞、最優秀技術賞の別に発表されました。この中でＮＰＣの学生が準優勝の優秀技術賞を獲得することができたのです。この生徒さんは３年生の生徒さんなので、来春には卒業となりますが、この大会で獲得した自信をもって、卒業後もトリマーとして活躍してもらいたいですね。
